アメイジング・グレイス -What color is your attribute?- をプレイした感想(あらすじ除くネタバレ無)
どうも、期末テストが終わり留年の覚悟をある程度済ませたらまやひです。期末、しんどかったなぁ今回は……。
そんな大変しんどかった期末テストを終える直前の1月30日に、私は
あ、いま、猛烈に、エロゲがしたい
と思いました、良くありますよねそういうこと。
ということでその日の内に目ぼしいエロゲを見つけ即注文、次の日にはやれる手はずを整えておきました。
それが
アメイジング・グレイス -What color is your attribute?-
です。
購入のきっかけは完全に偶然で、Twitterのタイムラインにたまたま2018年間ベストエロゲのツイートが流れてきて、どうせぬきたしが1位だろ…と思って覗くと、アメイジング・グレイスとかいう全く知らないタイトルが1位でビビり、興味を持って即購入…って感じですね。
はい、お察しの通りエロゲにわかです。すみません。
アメイジンググレイスと言えばミリオンゴッド神々の凱旋とかいうスロット台で流れるBGM、というか賛美歌のイメージがあったので単純にタイトルに興味を惹かれ、シナリオが好評そうだったので……つい。
そんなこんなで、1月31日の正午に届きました、アメイジンググレイス。準新作のエロゲやるのなんて久々だったので、めちゃくちゃテンションが上がって……
気づいたらもうクリアしてましたね……。
クリアしたのが今日の11時で睡眠時間が3時間なので、20時間ちょいプレイしてしまいました。こういうことあるよね。
ざっくりとした世界観を箇条書きで説明すると
・舞台は人工数百名程の小さな町
・美術こそ至高の世界、美術が何より重視される
・芸術以外の学問は存在していない
・町には巨大なオーロラと呼ばれる壁が張り巡らされており脱出できない
この町に、町の外の世界の住人である主人公であるシュウがボロボロの状態で表れてヒロインに拾われた後に目を覚まし物語が始まります。
ちなみに、公式サイトのあらすじを見ちゃうと、これより先のネタバレされちゃうので、未プレイの方は出来れば見ないことをオススメします。
※以下余談※
何故公式サイトでは物語の20%以上を構成するいわば序章のメイン部分のネタバレを、あらすじとして公開していたか考えたんですけど、やっぱり興味を引いてもらうためですよね……。
きゃべつそふとさんの前作はお世辞にも絶賛された程ではなかったので、興味を惹くようなものを発売前に作らないと話題にすらならない……そう考えたんでしょうか。
ただ、その部分を吹っ飛ばすほどのシナリオの出来に自信があったことも伺えます。
それでも、私個人としてはやはり公式サイトのネタバレは許容しかねました。
※以上余談※
こちらのシナリオは、一本道で基本的にプレイヤーの選択は意味の無いものとなっています(オー〇ストさんの作品でよくあるやつですね)
かなりシナリオが凝ったゲームで、強い世界観へのこだわり、テンポの良い会話、コメディ、熱くなれるシーン、感動するシーンが文章を互いに阻害しない程度の非常に良いバランスに仕上げられていました。
案外、これが出来てない作品は多いのでそういう点だけ見ても非常に評価できます。
物語全体を見ても、私はが知る限りかなり新しい、と言っても良くあるような設定(例えば巨大な壁は進撃の〇人)を上手く組み合わせて世界観を作り、伏線を上手く回収していき最後は晴れやかな気分でEDに辿り着けました。
キャラもみんな非常に可愛い。ヒロイン全員が魅力的で男キャラも嫌味なところがほぼ無い。
芸術に囲まれた環境で育った彼らの特徴でもあり、非日常的な彼らの底なしのお人好しな性格も容認出来るものとなっており、そういうところもめちゃくちゃ評価できる。
更にいうとこの作品は非日常を描いてるはずなのに各キャラの発言に妙な説得力があるんですよね……。
話が飛び飛びでまとまらなくなってきた。ネタバレも出来ないしこれ以上良さを伝えれる気がしない。自分のボキャブラリーの貧困さ、というより表現の幅の小ささに腹が立ちますね……。
とにかく、アメイジンググレイスは素晴らしい作品であると伝えたい、です。
少なくとも私の中ではここ2年間だと最高のノベルゲーだったと思ってます。
非日常に住まう彼らの日常の中に迫る闇に抗う姿はほんと必見なので、ね。
俺が、本当のアメイジング・グレイスを見せてやる←かっけぇ…